ジャノメの技術職|“仕事”と“やりがい”
#Challenger
技術職の仕事
WORK
ミシンと産業機器、それぞれの事業で機構・電装・ソフト開発や技術営業など、多様な技術者が仕事に取り組んでいます。企画から研究・開発、製造、販売という体制の中で、ひとりひとりが専門性を活かし、課題の解決に向けて励んでいます。新たな製品の誕生は、それぞれの力が繋がることで実現するのです。
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技術職のやりがい
MOTIVATION
ジャノメは、家庭用ミシンメーカーであり、同時に産業機器メーカーとして、世界各国で高品質な製品を提供しています。その活動を推進しているのが、確かな技術力。既成概念にとらわれない発想と、お客さま目線の開発姿勢によって、常に新たな価値の創造に挑戦してきました。ジャノメの技術職としての「やりがい」や「難しさ」は、ものづくりと誠実に向き合っているからこそ感じられるものです。
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技術職社員に聞いた
 やりがい・難しさ
開 発
担当機種の仕様の検討から、設計、量産試作の確認まで、その機種の大部分に携わることができるのが当社の開発の特徴です。製品全体に関われることで、「この製品は自分が作った!」と感じられることがやりがいにも繋がっています。ミシンも産業機器も機構・電装・ソフトのどれもが重要な要素として構成されているので、不具合が起きた際には、原因がどこにあるのか究明するのに苦労しますが、他分野の担当者と連携したり、専門分野以外の知識も少しずつ身につけたりしながら予測ができるようになっていきます。
ココが家庭用機器ならでは
自分が設計したミシンが店頭に並んでいたり、テレビで取り上げられたりしているのを見たときに、やりがいを感じます。
一般のお客さまが使用されるものなので、時に身近な人から当社ミシンを使用した感想を聞けることがあり、嬉しい気持ちになります。
布や糸といった柔らかく動きが読めないものを扱うことが特徴の機械であるため、開発する上で難しいと感じます。
ココが産業機器ならでは
自分が設計した産業機器を通して、世の中のさまざまな製品の生産に携わっていることにやりがいがあります。
自分たちが追求した動作の精度や速度などの技術が、お客さまの製品の品質や生産性の向上に役立ったという声を聞いたときに喜びを感じます。
お客さまによって使用方法や環境が異なり不具合原因がイメージしにくいため、原因調査に苦労することが多いです。
技術営業(産業機器)
お客さまから直接フィードバックをいただく機会があるため、お客さま仕様にカスタマイズした製品を提示・納品して喜んでいただけた際には、「社会の役に立つ仕事をしているんだ」とやりがいを感じます。また、お客さまからのご要望に対して、自分で考えた解決方法を提案・実行することができるので、ものづくりをしているという実感を得ることができます。
一方、お客さまもエンジニアであるため難しいご要望も多く、スムーズに業務を進めるためには豊富な知識が必要となります。
技術職の仕事
技術職社員の業務内容
機構開発
製品の内部機構や外装の設計、性能評価試験などが主な業務内容となります。新機種設計時には、性能だけでなく組み立てやすさやメンテナンス性、コスト削減についても考慮することが求められます。そのほか、仕様書の作成・整備、試験依頼書や試作の発注用紙などの文書作成、特許関連業務、業務マニュアルの作成など、業務は多岐にわたります。基本的には数人のチームで製品開発を行うことが多く、製品の仕様決めや品質評価、試作品の組立作業などで他部署との関わりも少なくありません。
電装開発
製品の仕様を満たす回路図の設計、モーターやライト等の電装品の選定、試作基板の評価・修正、製品が各国の安全規格に則しているかを確認する電気的な評価等を行っています。使用している電気部品が生産終了・長納期となった際には、代替品の選定や評価試験を行うこともあります。そのほか、製品の仕様書や試験報告書などの書類作成業務や新機能・要素の検討をする新規開発業務などを行っています。
ソフト開発
機能の追加や障害対応など、営業部やお客様からの要望をもとに、製品のソフトウェア開発を行っています。追加・修正する機能をまとめた仕様書の作成から、コーディング、テストまでを行います。作成したソフトウェアのデバッグは品質保証部にも依頼。ここで不具合があれば再び障害調査を行い、ソフトウェア作成、デバッグ依頼…を繰り返し行うことで精度を高めていきます。不具合の原因究明には、ソフト以外にメカ・ハードの知識が必要になることもあります。
要素開発
要素設計を担当するグループは、製品に取り込むための新規要素技術の開発や、新規アイデアの提案が主な業務内容です。そのほか、他社製品の調査や品質向上のための調査・検討・改善設計を実施しています。
製品デザインを担当するグループでは、新規開発をする際、コンセプトを設定した後、デザインを具現化(レンダリング)する業務を主に担っています。そのほか、製品のマイナーチェンジの際は、外装の色や印刷内容を再検討しています。
技術営業(産業機器)
産業機器製品の問い合わせ対応や客先仕様のカスタム対応、そしてメンテナンス対応(修理・点検・改造)などが主な業務内容です。産業機器営業部の技術的なサポートを担当しています。客先によって産業機器の用途や使用環境はさまざま。実は、製品単体をそのまま生産現場で使用していただくのは難しく、製品の改造・ツールの取り付けなど用途に合わせたカスタム対応が必要になります。技術営業担当者は、お客さまからしっかりとヒアリングを行い、量産品ではなくお客さまの要望に合わせた一品物にカスタマイズし納品しています。
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