入社二年目にして新製品の開発
苦難のなかで得たものは大きい。
入社一年目、希望していた産業機器部門に配属され、先輩社員を補助する役割をこなしながら、技術や知識を吸収していきました。二年目には、新製品である「自動ねじ供給機」の開発に携わることができました。これは、ねじを自動で整列させ、素早く安定したねじの供給を行う機器で、開発は、ゼロからのスタートでした。組み立て不良や部品の損傷など予期しないことの連続で、試験終了まで苦難の道のり。そこから学んだのは、早道はないということ。一つひとつ丹念に対処することから打開策は見いだせるのだと、身をもって知りました。その後、三年目には、この新製品の生産拠点であるタイに単身で出張。不具合や障害への対策、改善の指示など、新たな問題が発生したとき、その場で自ら考え、対応しました。本当に良い経験で、若手にもかかわらず、重要な役割を任せていただけたことに感謝しています。