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研究開発に携わった製品が
世に出たときの大きな達成感。
Profile
N.T
産業機器研究開発部
開発第一グループ
2019年入社
高専時代は、機械工学を専攻。入社後、家庭用機器組立グループへ配属されるが、その半年後に産業機器の技術営業を担当する部署へ異動。現在は、産業機器開発部に所属し、産業機器の機構開発に携わっている。
ミシンの動きが面白くて、
気がついたら志していた。
就活では、「自分のやりたいこと」が見つけられず、立ち往生していました。そんななか、文化祭の準備で触れたミシンに興味を持ちました。はずみ車と連動して動く針と送り、天びんの複雑な軌跡など、ミシンの動きのどれもが面白く思えました。小学生の頃から知っているはずの機械にどうして惹かれたのか、自分でも謎ですが。その後、自分の生活圏内にあるという理由もあってジャノメを選びました。また、ジャノメは母校と近いこともあり、担当教員から卒業生も多く就職していると聞き、入社を決意しました。入社後は、それまでジャノメに対して持っていた「ミシンが主力の会社」というイメージは大きく変わって、ミシンと産業機器という2つの事業の柱があるのだと実感できるようになりました。
トラブルや失敗のなかに
成長のタネがある。
私が担当している業務は、大きく言うと、産業機器の機構開発です。そのなかで、今は先輩方のサポートをしながら、知識と経験を積んでいます。営業部門から「こんなものはできないか」というお客さまのニーズを聞き、部内で可否を検討して、図面にしたり、方向性を決めたりすることが主な業務です。入社3年目に、あるプロジェクトに関わったことがありました。私自身半年程度しか携わっていませんでしたが、製品が世に出た時には、大きな達成感を感じました。そのプロセスではたくさんのトラブル、失敗も経験しました。そのたびに先輩や他部署の方々と協力して解決に取り組んだ製品。やはり、愛着がわくものです。
基本を大切に、将来のための
準備を着々と続けている。
業務にあたって、留意しているのは、ダブルチェックや納期厳守などの基本の徹底です。一部しか担当していない私にできるのは、もっと深い部分を担当している先輩の期待に応え、先輩の業務負担を少しでも軽くすることだと考えています。納品先のお客さまのところでは、こちらの想定以上に過酷な条件で使用していたり、驚くような用途で使用していたり、予期せぬトラブルや不具合が発生することもあります。そんなケースに対応していると「この条件ではこの部品が傷みやすい」、「この条件も考慮した方がよい」といった知見が蓄積されていきます。この知見が将来、自分が新規開発をする際にきっと役立つと考えて、課題に取り組んでいます。
My Vision
現状の私の業務は、先輩方の協力がなければ実らないものです。そのため、今はまだ完成した製品から自分の存在を読み取ることはできず、悔しさを感じることがあります。私の目標は、一人の技術者として研鑽を積み、より深い部分、責任を担う業務を担当できるようになること。さらに言えば、自分の努力を形として、世の中に貢献できる製品として、残したい。目標を達成するまで、成長のための努力を惜しまず、日々貪欲に業務に向き合っていきます。
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