シェルタック

シェルタック

シェルタックとは、名前からもわかるように貝がらのように丸みのあるひだを、直線状にならべたようなステッチです。ピンタックの変形で、ピンタックに比べ、曲線的でやわらかい立体的なステッチで、主にブラウスの前身頃などによく使われ、クラシカルな雰囲気がよく出ます。

縫い方

シェルタック

  1. バイヤス(※)地を二つ折りにします。又は布をバイヤスに二つ折りします。

    ※バイヤスとは、斜めという意味。縦地や横地の布目に対して45°に裁断したり折ったもの。

  2. 右側が、『わ』になるように押さえの下にセットします。
    右の針落ちが布の折り山のきわ(布の外側)に落ちるように縫います。ミシンの糸調子は6~8と強めにセットすることで布が左側に引き寄せられ、貝がらのような形となります。
  3. 縫い終わったらアイロンでタック部を片側に倒します。
    貝がらのような、かわいいタックの出来上がりです!
    是非お試しください。

用途

ブラウス・子供服・エプロン・カバー類など

適した布

ローン・ソフトデニム・ゴース・ブロード・ジョーゼットなど
やわらかい布のほうがきれいに仕上がります。

作品イメージ

シェルタック

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